6月、紫陽花の花も色づき、いよいよ梅雨の到来です。「雨ばかりでうっとうしい」などと思われる方もあるかもしれませんが、実は、この時期は、私たちのいのちの糧である水の恵みの季節なのです。先日、手紙を書いていて、最後に「ご時候不順の折・・・」と書いて、ふと気付かされたことがありました。雨が降っても風が吹いても、それはすべて、有難い天地のお恵みなのだということです。
横浜西教会の今年の信心の実践目標は「できることは何なりと喜んでさせて頂きます」というもので、金光四神様のみ教えを頂いたものだそうです。四神様はこのことに加えて「できぬことにお詫びを申す」「できたことにお礼を申す」と三つの大切なこととしてみ教え下さっています。簡単に「できることは何なりと喜んでさせて頂く」といってもなかなかできる事ではありません。教会の御用のこと、仕事のことでも「何なりと喜んで」となると「面倒だな、今忙しいから」と自分に言い訳をして逃れようとします。これではおかげになりません。「これは神様からお差し向け頂いた御用なんだ」とお礼申し上げ、「させて頂く」気持ちで取り組めば、必ず神様がさせて下さいます。
「できることは何なりと喜んでさせて頂く」という気持ちになって、信心の一歩前進による更なる大みかげを頂きましょう。