10月になりました。今年は世界的な天候不順でした。朝晩は秋らしい気温となりましたが、未だに猛暑の影響が残っています。先日、秋季霊祭を迎え、改めて、現在の自分が、両親や祖父母たちをはじめご先祖たちのご信心の徳によって助けられていることを感じ御礼を申し上げました。
今年は教祖様140年の御年です。教祖様は「先の世までも持ちていかれ子孫までも残るものは神徳である。神徳は信心すれば誰でも受けられる。尽きることがない」とご理解下さっています。私達の親先祖は、このみ教えをうけ、自分の助かりもさることながら、私達子孫の助かりを楽しみに信心をしていかれたのだと思います。「神徳は…清い一心さえあれば受けられる」ともみ教え下さっています。
ある先生が「世の中で一番怖いものは何か」とある人に尋ねたそうです。その人は「地震、雷、火事、オヤジ」と答えました。先生は「確かにどれも怖いが、一番怖いのは徳切れだ」と言われたそうです。しかし、その神徳も貯金と同じで、私たちが使ってばかりでは、いつか底をつき、下手をすれば預金通帳がマイナスになってしまいます。私たちの子供にマイナスの通帳を渡すようなことになっては、ご先祖様も悲しまれます。神様、教祖様に清い一心を向け、お喜び頂く徳積みの信心をさせて頂き、子孫が助かることを楽しみに、共に精進させて頂きましょう。