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春待つ心で 今日を明るく!

今年は例年にない暖冬で教会掲示板下の沈丁花は盛りを過ぎましたが、桃の節句、待ちに待った春の到来です。

 春と言えば、私の母・愛子先生が亡くなる前夜書かれ、毎年3月に掲示板に掲げられる「春待つ心は希望に満ちた心。明日に希望を抱いて今日を明るく生きよう」との言葉が思い浮かんできます。人生途上、いろいろな問題にぶつかって、くじけそうになったり、暗い気持ちに沈んだりしがちです。ましてや、日本の株式相場は史上最高額といわれても私たちの生活は全く楽になりません。また混迷する政治状況の中で、深刻な問題に直面することもあるかも知れません。そんな時、この言葉を思い出して下さい。

 私達は教祖様から「悪いことを言うて待つなよ。先を楽しめ」「昨日を忘れ、今日を喜び、明日を楽しめ」等のみ教えを頂いています。また、「八方ふさがりということはない。八方に道はある」と、どこまでも、どのような中でも、私たちを助けて下さろうと手をさしのべ、道をつけて下さる神様、そして親先祖の御霊様のお働きがあることを忘れてはなりません。

 このお働きをどこまでも信じて、喜びの春、おかげの春を待ち望みつつ、今月今日を明るく生きていく三月でありたいと思います。

 

 三月十日は月例祭に併せて愛子先生の三十年祭が執り行われます。また、三月二十日は、春季霊祭。家族そろって参拝し、親先祖の御霊様に感謝の真を捧げ、お喜び頂きましょう。