酷暑の夏の最後に迷走台風と線状降水帯と日本はまるで熱帯になったような気候変動に驚かされます。
教会前庭の向かって右端に、神徳碑があります。三代金光様の御字で「神徳を受けよ」と書かれてあります。「神徳を受ける」ということはどういうことなのでしょう。それは、神様からの信頼を得るということです。
教祖様は、「神を信じる者は多いが、神に信じられる者が少ない」「神を使って、神に使われることを知らない」と神様のお嘆きにも似た思いをみ教え下さっています。
私達は、「神様、神様」とお願いして、神様を使ってばかりで、いざとなると、そうしてお世話になっている神様を立てることもせず、人間の都合で運ぼうとする、ましてや、神様の願いを現そうともしない、そんなところが往々にしてあるのではないでしょうか? それでは、信頼されるわけがありません。
こうなると、神徳を受けられないのは、当然のこと、よって大きな『おかげ』を頂くことはできません。神様を立てるからこそ、神様はそこまで自分を立ててくれるかと喜ばれ、いざという時あなたを立てて下さるのです。それが、“あいよかけよで立ち行く”ということです。
どうか、そのことを身をもって実感して頂きたいと思います。
9月、ご霊祭の月。神徳と共に、霊徳もしっかり受けさせて頂きましょう!