· 

徳積みの信心を

   酷暑、猛暑もようやく終わりを告げ、虫の音を聞く候となりました。秋季霊祭を終え、改めて、現在の自分が、両親や祖父母たちをはじめご先祖たちのご信心の徳によって助けられていることを感じ御礼を申し上げました。

 教祖様は「先の世までも持ちていかれ子孫までも残るものは神徳である。神徳は信心すれば誰でも受けられる。尽きることがない」とご理解下さっています。私達の親先祖は、このみ教えをうけ、自分の助かりもさることながら、私達子孫の助かりを楽しみに信心をしていかれたのだと思います。「神徳は清い一心さえあれば受けられる」とのみ教えを支えに神様に喜んで頂く信心を心がけ真心の信心を進め神徳を積んで下さったのです。

 しかし、その神徳も貯金と同じで、私たちが使ってばかりでは、いつか底をつき、下手をすれば預金通帳がマイナスになってしまいます。私たちの子供にマイナスの通帳を渡すようなことになっては、ご先祖様も悲しまれます。神様に清い一心を向け、お喜び頂く徳積みの信心をさせて頂き、子孫が助かることを楽しみに、共に精進させて頂きましょう。

 

  いよいよ10月5日、6日、立教165年生神金光大神大祭団体参拝の日が近づいて参りました。「信心なければ世界が闇なり」と明言され、私達に真の助かりの道を遣して下さった教祖様に改めて御礼の心を向け、そのご信心を頂きなおし、神徳を積ませて頂き、更なるおかげを頂いてまいりましょう!