梅の花ほころぶ2月となりました。来月3月10日の月例祭は、併せて大場愛子先生の30年祭が執り行われます。愛子先生が書かれた2月の掲示板に「厳寒に堪えて花開く梅のごとく、きびしさをバネとして強く生きぬこう」墨痕鮮やかに遺されました。また、教祖様も、「桜の花の信心より梅の花の信心をせよ。桜の花は早う散る。梅の花は苦労しておるから長う散らぬ」と、厳しさに堪え、「信心辛抱」することにより、たくましく育ち行く信心をと願っておられます。 「信心辛抱」とは、直面する難問を、その痛みから逃げずに、自分自身を見つめ、その事を通し、神様が何を教えて下さろうとしておられるのかをつかむことです。決して楽な事ではありません。しかし、その信心の辛抱があっておかげへの確かな道がついていくのです。教祖様は「神からおかげが出ると思わず、信心からおかげが出ると思って、信心の辛抱を強くせよ」ともご理解下さっています。 たくましい梅の花の如く、生きる厳しさの中で、おかげの花を咲かせる信心をめざし、来る愛子姫30年祭に向けて、愛子先生に心から喜んで頂く私達とならせて頂きましょう。 愛子先生を知る方が少なくなりましたが、30年祭当日は、愛子先生をお偲びして「春待つ心」のDVDを上映致します。 暖冬の立春とはいえ、まだまだ続く厳しい寒さに負けず、頑張りましょう。